胴長屋犬健の島田です。

今日は、「しつけ」ではなくて、「訓練」についてです。

しつけにおけるルールの決め方や教え方については、後日書きたいと思います。

さて、「しつけ」とは「ルールを作り、教え、身につけさせる」ことと説明しましたが、では、「訓練」とは何でしょうか?

結論から言うと、「訓練」とは、「指示に従って行動するように教える」ことです。

「オスワリ」と言ったら座る、「マテ」と言ったら待つ、そう行動できるように教えることが「訓練」です。

ルールに従うのではなく、指示に従うのが「訓練」と言えば良いでしょう。

もちろん、指示をしなくても、ある状況になったら、自発的に特定の行動を取るように教えることも訓練に含まれます。

例えば、盲導犬などの場合には、飼い主さんが指示を出していても、飼い主さんの安全を守るために、敢えて命令に逆らってその場を動かないなど(そのまま進むと車にひかれるので動かないなど)、ある程度自分で考えて行動するように教える場合もあります。(“利口な不服従”と言います)

「しつけ」が日常生活全般に対するものだとすると、「訓練」は各々の行動に対するものになります。

「訓練」というと厳しいイメージがあるかもしれませんが、それは警察犬訓練などの昔のような「強制訓練」のイメージによるものでしょう。

「強制訓練」のイメージが強いと、厳しいものと感じると思います。

「強制訓練」では、犬に強いショックを与えて行動を制限し、その代わりに指示に従えたら大げさに褒めてることで、指示に従わないと嫌なことが起きるが、従っていれば起きないことを学習させることで、指示に従うことを教えていく訓練と言えば良いでしょうか。そのため、犬の行動における選択肢は非常に少なくなります。

もともと、犬が指示に従ってくれなければ自分たちが死んでしまうような、犬に命を預けるような状況下で仕事をさせようとしていた時代に、短期間で犬を鍛えようとしていた頃の名残と言えば良いでしょうか、ですので、致し方ないのかもしれません。

人間でもそうですが、タフな子であれば強制訓練を行っても、それに耐えて立派に仕事をこなすワーキングドッグになっていくかもしれませんが、臆病な子に行ってしまったらどうなるか想像に難くありませんね。

今は「訓練」といっても、「強制訓練」ではなく、胴長屋犬健でも行っている「陽性強化によるトレーニング」あるいは「モチベーショナルトレーニング」という、オヤツなどのご褒美などによって動機付けを行うトレーニングが主流になっています。

人道的、とも言われますが、実際どのように行っているのでしょうか?

というわけで、次回は「トレーニング」について説明します。

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