胴長屋犬健の島田です。

今回は、欲求を環境を整えることで満たしてあげよう、という話です。

欲求不満(フラストレーション)を解消するには、

・「原因を取り除く(環境を変えるなど)」
・「(ある程度)耐えられるようになる」
・「別の行動で解消する」

のいずれかです。

原因が取り除かれずフラストレーションが溜まり、それが続いて、耐えることにも限界が近づけば、意味のない行動を繰り返したり、神経過敏になったり、攻撃的になったり(自傷行動も含む)、どうでも良いことに執着したりしますが、最終的には、そのストレスから病気になってしまう可能性もあります。

例えば、一昔前の動物園であれば、檻の中で動物が行ったり来たりする行動(常同行動)がよく見られましたが、それも欲求不満から来るものです。

人間でも、フラストレーションが溜まると、怒りっぽくなったり、爪を噛んだり、貧乏揺すりをしたりといった行動をしますよね。

多くの人は、フラストレーションが溜まり続けて、健康を害する前に、スポーツをしたり、音楽を聴いたり、カラオケに行くなどして、フラストレーションを解消しようとします。

ワンちゃんやその他の動物の場合も、自分でなんとか解消しようとしますが、それが常同行動であったり、自分の身体を舐め続けたり、噛んだりする自傷行動であったり、物への破壊行動であったり、他者への攻撃行動などとして現れます。

今では、動物園では、動物福祉の観点から「環境エンリッチメント」という、飼育環境に工夫を加えて環境を豊かで充実したものにすることが当たり前になってきています。

そうすることで、動物が楽しく暮らせるようになり、欲求も満たされるようになり、動物本来の姿が見られるようになってきました。

それはつまり、環境を見直し、動物が動物らしく過ごせるようにすることで、フラストレーションの原因を取り除いた結果です。

ワンちゃんの問題行動を改善する場合も同様で、原因が何かを特定して、周りの状況を見つめ直して改善していくことになります。

原因が人との関係性にある場合は、改善するためには時間がかかることもありますが、生活環境の問題であればすぐに取り掛かかれる場合も多いものです。

例えば、窓から外を見て、通る人や犬に吠えるワンちゃんの場合、窓から外を見えないようにすることで吠えなくなるかもしれません。

お留守番をしている時、色々な物を破壊してしまうワンちゃんの場合、知育玩具を置いて出かけることで破壊は止むかもしれません。

いずれも試行錯誤しながら解決して行く必要がありますが、ワンちゃんの問題でお困りの方は、ちょっとした工夫で欲求を満たしてあげることで、改善できる問題も多いので、ワンちゃんの周りの環境を見直してみてはいかがでしょうか?

うちの子の場合はどうしたら良いかわからない・・・

そんな時は、胴長屋犬健までご相談下さい!

飼い主さんとワンちゃんの明るい未来のためにご協力しますよ!

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