欲求を満たしてあげよう -6- 我慢とあきらめることも教える | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

これまでは、欲求を満たすこと、欲求不満にならないように慣らすことについて書いてきました。

しかし、人間と同様、ワンちゃんも常に欲求が満たせるかと言えば、そうではありません。

飼い主さんがすぐに満たしてあげられる欲求であれば良いですが、欲求を満たせない状況もあったり、満たしてあげられない欲求もありえます。

例えば、テーブルの上の食べ物が欲しいといった「生理的欲求」や、道路の反対側にいるワンちゃんと遊びたいといった「行動欲求」の場合はどうでしょう?

安全面などの問題もあるので、できれば、その欲求を行動に移して欲しくはありませんね。

そういった場合には、我慢させたり、あきらめさせることも必要となります。

では、我慢やあきらめることは、どう教えていけば良いのでしょうか?

行き当たりばったりで教えていけば良いのでしょうか?

それでは、あるときはやっても何も言われず、あるときはしかられていまい、またあるときは、なぜかみんな楽しそうにしている(勝手にテーブルの上の食べ物を食べたのを談笑しながら見ている)・・・それでは、ワンちゃんも何をしても良くて、何をするのはいけないのかわからず、混乱してしまいます。

混乱させないためには、「ルール」が必要です。

以前、「ルールを作り、教え、身につけさせる」ことが、しつけであると書きました。

つまり、こういうときこそ「しつけ」が必要であり、ルールに則って、一貫性をもって我慢させたり、あきらめさせたりすれば、ワンちゃんも理解してくれます。

テーブルの上の食べ物であれば、匂いに釣られて、食べたそうにしているときに、オスワリ・マテをさせたり、フセ・マテをさせたりして、しばらく我慢できたらほめて、(テーブルの上の食べ物と同等かそれ以上においしい)オヤツをあげる・・・と言ったことを、何度も繰り返し、待たせる時間をランダムにして徐々に長くして、我慢すること、待つことを教えていくことが必要でしょう。

最初は、食べたくても我慢して従っているかもしれませんが、何度も練習を繰り返している内に、テーブルの上の食べ物を狙わなくても、指示に従っていればオヤツがもらえると理解し、徐々に我慢が必要のないレベルに欲求が収まっていくでしょう。(最終的にはおやつも抜いていく必要があります)

※なお、この練習をする間、テーブルの上の食べ物を食べられてしまってはいけません。隙を突けば食べられると憶えてしまうので。

そうやって、飼い主さん自身も根気よくワンちゃんに付き合ってあげることで、ワンちゃんも飼い主さんに注目するようになり、より良い関係が築けます。

しかし、何でもかんでも我慢させたり、あきらめさせたりするのは問題がありますね。

おしっこしたいのに無理矢理我慢させたり、お腹が空いているだろうに何日も食事を与えなかったり・・・それでは虐待になってしまいます。

しつけとはコミュニケーションであり、“押し付け”になってはいけません。

まずは欲求を満たしてあげ、次に、ルールやマナーとして、我慢すべき所は我慢し、あきらめるべきときはあきらめることを教え、ワンちゃんにもそれを納得してもらうことが必要です。

なお、テーブルの上の食べ物のあきらめさせ方については、あくまでも一例です。

他のことも同様で、ワンちゃんの性格などによって教え方を変えていく必要もありますので、同じやり方でうまくいくとは限りません。

しつけ本のやり方で教えてもできない場合や、環境や指示する人が変わるとできない場合もあります。

うまくいかないときは、是非、胴長屋犬健までご相談下さい!

うまくいくように、お手伝いさせていただきます!