身体の内側から不安を取り除こう(3) セロトニンを増やすには? 2 | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

先日の続きです。

さて、食事の他には、どうすることでセロトニンを増やせるのでしょうか?

2.運動をする

人間の場合、散歩や階段の上り下りなどの一定のリズムのある運動がセロトニンの分泌の活性化に効果的とのことです。

最低15分ウォーキングをすることでセロトニンの分泌が活性化されるそうなので、犬の場合も「散歩」が最適だろうと思います。

また、人間の場合、朝起きて太陽光を浴びることで、体内時計がリセットされるだけでなく、セロトニンの分泌が活性化するそうです。

つまり、朝方に太陽光を浴びながら散歩することは、セロトニンの分泌の活性化に非常に有効なのです。

それは、ワンちゃんにとっても有効と考えられますので、できるだけ、朝方に散歩させてあげると良いでしょう。

朝方に一緒に散歩すれば、一緒に幸せになれるはずですよ!

3.よく噛ませる

散歩以外にも、咀嚼(そしゃく)のような繰り返すリズムがセロトニンの分泌を活性化させるそうです。

犬用ガムや、牛や馬などのアキレス腱などをあげてかじらせることで、セロトニンの分泌を活性化できるわけです。

また、ワンちゃんにとっては、噛むことは獲物を噛み殺す=満足感を得られる行為でもあるので、オススメです!

4.グルーミングをする

ブラッシングや耳そうじなど、ワンちゃんの身体のお手入れするのがグルーミングです。

猿が毛繕いでノミを取ったりしているグルーミングの光景を見たこともあるかと思いますが、毛のお手入れをしているだけでなく、お互いのスキンシップにもなっています。

人間の場合も、家族や恋人同士で、マッサージや髪を撫でる、触れ合うなどのスキンシップをはかることで心地よくなりますよね。

そういったグルーミングがセロトニンの活性化とストレス耐性の向上に効果があると言われています。

ワンちゃんの場合も、気を許した相手(家族)と、なめたり、触れたりしてスキンシップをとっています。

触れられたり、グルーミングされるのが嫌な子の場合は、それが返ってストレスになり、逆効果となる可能性があるので注意が必要ですが、そうでなければ、積極的にグルーミングしてあげた方が良いでしょう。

また、グルーミングは、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」の分泌を促進するとも言われているのでオススメですよ!

・・・と、色々書いてみましたが、参考になったでしょうか?

人間の場合は「セロトニンの活性化には3ヶ月程度の継続が必要」と言われていますので、ワンちゃんの場合も少なくとも3ヶ月程度は継続してみましょう。

ただし、不安から吠えてしまったり、攻撃的になってしまう子の場合、食事や運動などだけで改善できるかというと、それだけでは難しい場合が多いのも事実です。

一番まずいのは、ストレスを与えないようにと過保護になり、刺激から完全に遠ざけてストレスに対する耐性をなくしてしまうことです。

食事や運動などで不安を解消しつつ、平行して、不安を感じる刺激に少しずつ慣らしたり、自信を付けさせて克服していくトレーニングを行っていきましょう!

胴長屋犬健までご連絡いただければ、ワンちゃんに適した方法をご提案させていただきますので、気軽にご相談下さいね!

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