胴長屋犬健の島田です。

昨日は、館山まで出張しつけ相談に出かけてきました。

往復で6時間以上かかるので、本来ならお断りするところなのですが、本当に困っているご様子で、ちょうど私も1日空いていたこともあり、お昼ご飯に何か美味しい出物でも食べられる場所があるかしら?と思いつつ出かけたのですが・・・

結局、豪雨のせいで靴とジーパンがびしょ濡れになるわ、人身事故のせいで電車が遅れて、片道3時間程度の旅程が4時間かかるわ、館山に着いてからお昼ご飯を食べる時間がなくなるわ(足止めを食らった千葉駅で食べましたが)大変でした(笑)

そんなこんなありましたが、しつけ相談自体は、3ヶ月のパピーということもあって可愛さ満点だし、ゴールデンレトリバーなので3ヶ月でも優秀だったりして、私自身も非常に楽しめました♪

そんな中でお話ししたのが、先日も書きましたが「叱る必要はないですよ」ということでした。

まだ3ヶ月なので、信頼関係を深める必要がある時期ですから、そもそも日常生活の中で強く叱らない方が良いです。

もちろん、犬の生命や人の生命・財産に関わるようなことであれば叱るのもやむを得ませんが、基本的には叱らなくても行動を止めさせることは可能です。

例えば、フードボールにエサを入れて置き、勝手に餌を食べないように「マテ!」と指示する飼い主さんは多いでしょう。

しかし、多くの飼い主さんが「マテ!マテだよ!マーテッ!」などと、何度もマテを指示して、徐々に言い方がキツくなり、指示というより動くのを叱っているかのような様相を呈し、実際に動くと「マテって言ってるでしょ!」などと叱ってしまうこともあります。

これでは、ワンちゃんはどうして良いか混乱しますし、望ましい行動を取らせることも難しくなります。

エサを待たせるには、エサを入れたフードボールに置き、ワンちゃんが近づこうとしたら、フードボールとワンちゃんの間に割って入り、エサを食べようとするのを、“無言で”ひたすら阻止するだけで良いのです。

ワンちゃんとフードボールの間に割って入り、「このフードボールは私の物だよ!だから尊重してね」と主張するのです。

そして、ワンちゃんがあきらめてオスワリしたり、フードボールを無視して立ち去ろうとした瞬間、ほめて、エサを1粒取って与えます。

また、最初から近づかずにオスワリしたり、フードボールを無視する態度を取った場合(離れて座る、フセをするなど)には、ほめて、エサを1粒取って与えます。

そうやって繰り返し教えることで、フードボールとエサに勝手に近づいてはいけないが、近づかなければエサがもらえるということを理解していきます。

むしろ、近づかないだけでエサがもらえるわけですから、楽にエサがもらえた方が嬉しい子であれば、フードボールが出てきただけでオスワリして待つようになります。

人間の物であるフードボールを尊重することを理解すれば、阻止しなくても近づかなくなりますし、フードボール以外でも同様にして教えることで、色々な物を尊重するようになっていきます。

なお、阻止してもあきらめない子も中にはいますが、その場合は、フードボールを飛びつけないくらいの位置に持ち上げることで、自然とオスワリの姿勢をとることが多いので、フードボールを持ち上げてみましょう。

以前も書きましたが、このときに、ワンちゃんがオスワリできると信じて待つことも大切です。

なかなかオスワリしないからと言って焦らず、無言のままオスワリするまで待ってみましょう。

上記は、力尽くではなく、尊重することを教えることで、エサを勝手に食べることを止めさせる方法ですが、これ以外にも色々やり方はありますし、他の行動を止めさせる方法も色々あります。

ただ、基本的には、上記のようなイメージで教えていくことで、叱ることなしに、望ましい行動を引き出したり、望ましくない行動を止めさせることができます。

と書いてきても、実際にどうやれば良いのかわからない場合もあるかと思います。

そんな場合には、レッスンだけでなく、出張しつけ相談でも簡単にやり方を説明しておりますので、胴長屋犬健まで気軽にご相談ください
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