叱らずに困った行動を止める方法 | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

・吠える
・イタズラ
・拾い食い
・散歩での引っ張り

etc…

これらの行動を止めさせる場合に、皆さんはどうしていますか?

叱っている?オヤツで釣っている?リードで引っ張っている?

どうやって止めていますか?

止め方には色々ありますし、ワンちゃんの性格によっても有効な方法は変わってきますので、コレ!という正解はありません。

それでも、これができれば「叱らずに行動を止める」ことができる(かもしれない)方法があります。

それは「アイコンタクト」です。

Kちゃんのアイコンタクト

名前を呼んだら、呼んだ人の目を見る行動がアイコンタクトです。

人間同士でも同様ですが、何かを指示されたとき、アイコンタクトを取っていた方が指示がわかりやすいものです。

明後日の方向を見ているときに指示されても、相手に意識が向いていないため、何を指示されたのわからないことも多いでしょう。

そのため、まずはアイコンタクトをしっかり教えたいところです。

オスワリやフセなどを指示するだけでなく、呼び戻したいときに、まずアイコンタクトを取ってからオイデと声をかければ、呼び戻しやすくもなります。

そして、散歩中に好き勝手に歩いたり、引っ張ったり、あるいは拾い食いをしようとしたりしたときも、そこで名前を呼んで、アイコンタクトを取ることができたらどうでしょうか?

アイコンタクトを取ったと言うことは・・・行動が途中で止まった、ということですよね。

しっかりアイコンタクトが取れるようになるだけで、叱らずに行動を止められる可能性があるのです。

もちろん、アイコンタクトを取った後で、またそれまでの行動を続けることもあるので、アイコンタクトを取ったら終わりではありません。

ワンちゃんを誘導して対象から遠ざけたり、前に立ちふさがるなどして行動を阻止するのも方法の一つです。

それまでの行動ではなく、別の行動を取るように教えていくのも良いでしょう。

叱らなくても困った行動は止められるのです。

ただ、どんなワンちゃんでもそうですが、強い刺激があるとアイコンタクトがとれないことはよくあります。

ワンちゃんの性格や、アイコンタクトの練習度合い、対象となる物事の刺激の強さ、飼い主さんとの関係性などによっても、ワンちゃんがその行動をやめられるか否かは変わってきます。

そもそもアイコンタクトの練習不足であったり、名前を呼ばれても無視しても良いと覚えていたりすれば、呼んでも見向きもしてくれないでしょう。

興奮しているなどしていれば、飼い主さんの声すらも聞こえていないような状態かもしれませんので、最初の内はアイコンタクトを取るのも難しいでしょう。

また、落ちている食べ物が、あまり良い匂いのしない(刺激が弱い)食べ物ならアイコンタクトが取れるかもしれませんが、唐揚げ(刺激が強い)が落ちてたら呼んでも見向きもしてくれないかもしれません。

しかし、強い刺激があってもアイコンタクトを取れるように練習していくことが大切です。

問題行動を何とかしたい、アイコンタクトの練習方法など知りたいという飼い主様、全力でサポートさせていただきますので胴長屋犬健まで気軽にご相談くださいね