2016/12/04
胴長屋犬健の島田です。
以前、「マウスケアメンター」になった旨をブログに書きました。(『「マウスケアメンター」になりました!』参照)
「マウスケアメンター」とは簡単に言ってしまうと、マウスケア(お口のお手入れ)の重要性をお客様に伝えたり、マウスケアについて支援したりする人のことです。
3歳以上の犬・猫の約8割が歯周病になっているといわれていますが、クルゾンもすでに3歳、年が明けて1月30日には4歳になります。
歯周病にならないようにお口のお手入れについては敏感にならざるを得ない年齢です。
特に、半年くらい前から、歯磨きで軽くこすっただけなのに、右上の犬歯の歯ぐきから血が出るようになってしまいました。(;´Д`)
マウスケアメンターになる前にも、歯磨きは2日に1回程度は行っていましたし、時々デンタルガムを与えたり、口に垂らすだけの液体歯磨きも併用していました。
また、引っ張りっこなどをすることで歯の汚れもある程度落ちますし、牛や馬などのアキレス腱を与えるなどしてもある程度は汚れが落ちてくれます。
そうやって対処していても、歯磨きの時に出血するようになり、たまに飲み水や食事用の器に血がつくこともあったのです。
器に血がたれるくらいなので、右上の犬歯だけでなく、他の歯の歯ぐきからも出血していた可能性があります。
歯ぐきから血が出る可能性として、その多くが「歯周病」もしくは初期段階の「歯肉炎」が原因であることが考えられます。
クルゾンの場合、歯ぐきが腫れているようにも見えず、じんわりと血がにじむくらいでしたので「歯肉炎」だったのでしょう。
きちんとケアをしているつもりでいたのに「歯肉炎」になってしまったわけです。
何もしていなければ、あっという間に「歯肉炎」から「歯周病」になり、そのうちに「歯槽膿漏」になり、将来的にひどくなればあごの骨がとけたり、歯周病菌が全身にめぐって糖尿病や心臓疾患、消化器系疾患などになる可能性だってあります。
そんなわけで、私が「マウスケアメンター」の講習を受けたのは、クルゾンの歯肉炎のことも理由のひとつだったのです。
講習会以降は、講習会でいただいた「KPSマウスクリーナー」と「オクチブラシ」を使うようになりました。
これまでも歯ブラシを使ったり、指サック状のガーゼを使ったりもしていましたが、「オクチブラシ」は超極細の繊維が“生えている”形状なので汚れが取れやすく、柔らかいので歯ぐきのマッサージもでき、簡単に洗えてすぐに乾くので衛生的です。
また、「KPSマウスクリーナー」は飲み水に加えるだけで歯垢・歯石がつきにくい口内環境を保ってくれます。
マウスクリーナーを使いつつ、歯磨きもしっかり行うことで、より一層歯周病を防ごうというわけです。
この2ヶ月、クルゾンにマウスクリーナーを使いつつ、少なくとも2日に1度は歯磨きを続けてきました。
その結果、歯ぐきからの出血はなくなりました!ヾ(*´∀`*)ノ
つづく・・・