して欲しい行動を教えるのが『しつけ』 | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

最近の依頼としては、ワンちゃんの困った行動の改善が半分、パピーレッスンが半分というところです。

パピーレッスンでは、飼い主さんが愛犬とどのような生活を送っていきたいのか、その理想像を思い描き、その理想に近づけるために必要な「しつけ」の仕方や信頼関係の結び方を学んでもらったり、オスワリやフセといった基礎トレーニングを行っていきます。

レッスン中やレッスンが終わってからも、その理想と現実にはどうしてもギャップが生じます。

そのギャップを埋めるためにも、しっかりとお散歩や運動、遊びなどを通じて信頼関係を深め、上手に『しつけ』を行うことが大切です。

将来、困った行動で悩まないためにも、パピーの頃から、どう行動すると良いのかを適切に教えていきたいところです。

以前、「行動は問題解決のための手段」だと書きました。

オヤツが欲しいときに、吠えたらオヤツをもらえたとすると、「オヤツを得るには吠えるという行動をとれば良い」と学習し、要求吠えをするようになります。

「要求吠えをしても良い」と思うなら別ですが、そうでないなら困りますよね。

そういう困った行動をとるのではなく、「して欲しい行動を教えるのが『しつけ』」です

要求吠え以外にも、成犬の場合はいわゆるピンポン吠えだったり、来客吠え、噛み癖などなど、パピーの場合は甘噛みがひどかったり、歩いている時にズボンやスカートの裾に噛みついてきたり、食糞、トイレの失敗など様々です。

パピーの場合は、まだ習慣化していませんから、困った行動を取る必要がないように環境や状況を整えたり、きちんとして欲しい行動を教えていくことで早く改善できるでしょう。

しかし、成犬になってから困った行動を改善していこうとすると、習慣化してしまっている、つまり、条件がそろうと反射的に行動するようになっていることも多いです。

そうなると改善するまでに時間がかかる場合もあります。

そうなる前に、パピーの頃からしっかりして欲しい行動を教えていくことで、将来、困った行動を取らずに済むようにしてあげましょう。

ちなみに、レッスンのご依頼は、ご夫婦からの場合が多く、お子さんがいる場合もあります。

夫婦共働きの場合は別ですが、お母さんが主婦の場合は、ワンちゃんと一番長く時を過ごしていることになりますね。

そうなると、ワンちゃんの困った行動で一番困るのはお母さんです。

一日中困った行動にさらされることになるので、どんどん追い込まれて悩みに悩んだあげく、お電話いただくこともあります。

そうなる前に、少し困りはじめた頃にでもお電話いただければ、そこまで悩みが深くなる前に改善できる可能性もあります。

胴長屋犬健では、無駄吠えだけでなく、様々な困った行動の改善のために全力でサポートさせていただきますので、気軽にご相談くださいね

一緒にお悩みを解決して行きましょう!p(^-^)q