2017/07/17
胴長屋犬健の島田です。
前々回『マテ』を練習しましたが、今回は『マテ』の第2段階の練習と『ヒールウォーク』の練習です。
これまでは、時間で1分間、距離で10m(飼い主さんが10m離れて戻るまで)を目指してマテを練習していました。
大分待てるようになったKくんですが、しっかり待てるようになるにはまだまだ時間はかかります。
今回は、さらに『待つ』ということを強化するために、飼い主さんがKくんの周りをまわったり、色々な刺激(音など)を加えてもじっと待っていられるように練習していきます。
屋外でマテをさせた場合には、人や犬が通ったり、大きな音がしたりということも多いので、そういった刺激があっても待っていられるようにするための練習です。
とはいえ、「周りを回る」だけでも、最初からじっとしていられるワンちゃんは少ないです。
果たしてKくんはどこまでじっとしていられるでしょうか?
最初は真横くらいでも動いてしまったKくんですが、徐々に後ろの方まで行けるようになりました。
それでも、正面から120度くらいが限界です。
後ろまで回られてもじっとしていることは、余程信頼している人が相手でもなかなか難しいことです。
少しずつ回る角度を大きくしていったり、Kくんがじっとしていられる周り方を試行錯誤したりして、真後ろまで行けるように練習します。
そうこうするうちに、何度かKくんの周りを一周することができました!
とはいえ、まだまだ動いてしまうので、しっかり待てるように練習を続けてくださいね~
次は『ヒールウォーク』の練習です。
『ヒールウォーク』は、人の横について歩くことです。
本当は、人の横について座る『ヒールポジション』を教えてから『ヒールウォーク』を教えると良いのですが、散歩の時に『ヒールウォーク』ができれば十分なので、今回は『ヒールウォーク』だけです。
とにかく、『人の横について歩く』ことが好きになってもらう、当たり前になってもらうために、繰り返し人の横について歩く練習をします。
最初はとにかくオヤツが欲しくて飛びついたりしていたKくんですが、徐々に形になってきてからオヤツを抜き、人の手を追いかける練習に切り替えました。
すると大分落ち着いて横を歩けるようになってきました。
これを繰り返し室内で練習し、徐々に外でも練習するようにしていくことで、散歩中も引っ張らずに横について歩けるようになっていく、はずです。
必ずそうなるというわけではないので、無理せず、少しずつ練習していくことが大切です。
というわけで、今回は『マテ』と『ヒールウォーク』の練習をしましたが、実はKくんのレッスンはすでに最終回まで終えています。
日常生活で必要そうなトレーニングはある程度行い、Kくんもある程度できるようになってきたので、あとは継続して練習するだけです☆
マテができないとか、散歩中の引っ張りが強くてお困りの飼い主さん、胴長屋犬健までお気軽にご相談ください!
一緒に楽しく練習していきましょう!(⌒∇⌒)