2016/07/14
胴長屋犬健の島田です。
先日、千葉県の館山までしつけ相談に行ってきました!\(^o^)/
館山というと、ゴールデンレトリバーのSくんのレッスンに通ってきました(この記事やこの記事参照)。
2月のSくんのレッスン以来なので、4ヶ月半ぶりの館山となります。
今回の飼い主さんは、以前、「自動車に乗る練習と飛びつきの抑制練習(ゴールデンレトリバーのSくん)」で、飛びつきの抑制の練習をしたことを書きましたが、その時にご協力いただいたご近所の方です。
そのときは犬を飼われていなかったのですが、1ヶ月前から黒柴のRちゃん(♀生後3ヶ月半)を飼いはじめたものの、噛むのが激しいのとトイレの失敗、テーブルの上の物を落としたりするなどの問題で困り、ご連絡をいただきました。
トイレはちゃんと教えてあげないとできないのは当然ですし、テーブルの上に興味を持つのは当たり前のことでもあります。
また、犬が噛むのは当然ですし、特に甘えたくなればハムハムと噛みたくなるのも当然です。
Rちゃんは、人の手足が動くと楽しくなって噛んでくるものの、噛む抑制ができていないので、手足がミミズ腫れ、ひどいときは血が出てしまう状況でした。
親兄弟から早く引き離された犬の場合、犬同士での遊びの中で学ぶ噛み加減を知らないまま、飼い主の元にやってくることも多いので、必要以上に強く噛むことも多かったりします。
また、犬同士だとある程度強く噛んでも、毛皮があるのでそれほどのダメージにはなりませんが、人の皮膚は弱いので優しく噛んでくれないと怪我につながる場合もあります。
甘えたいとか、嬉しい、楽しいというポジティブな感情から、ちゃんと怪我をしないように加減をして噛んでいるのであれば、特にやめさせる必要はありません。
しかし、興奮して強く噛んで怪我をさせてしまわないように、ちゃんと噛む加減ができるようにしたり、噛んで良い物、いけない物を教えてあげる必要はあります。
ということで、まずはパピーと言うこともあるので、社会化トレーニングの重要性やしつけの仕方、トイレトレーニングの方法などをお話ししました。
その後は甘噛みの抑制のお話をし、やり方をお見せしたのですが、Rちゃんはすぐに私に対して強く噛んでくることはなくなりました。
最近パパさんへ強く噛むことも少なくなってきたそうなのですが、知らず知らずパパさんも同じように対処されていました。
逆に、ママさんはやらない方が良いことをすべてやっていたので、余計に痛い思いをしていたわけですが、今後は徐々に加減を覚えてくれると思います。
その他に、ちょうど1年前にSくんのしつけ相談に行ったときもやった、勝手にオヤツを食べずに尊重してもらう練習も行いました。
3ヶ月半で元気も良いのでチャカチャカしているRちゃんですが、何度かオヤツを食べるのを阻止していたら、勝手に近づいて食べてはいけないことを理解し、オスワリして待てるように!(^o^)
ちゃんと待てたら、ほめてオヤツをあげることで、どんどんオスワリして待つ行動が増えていきますよ。
テーブルの上の物を落としてしまうのも同様で、テーブルに前足をのせそうになったら阻止し、逆にオスワリして待つようであれば、ほめてオヤツをあげることを繰り返すことで、オスワリする行動が増えていきます。
阻止するのが面倒であれば、Rちゃんがイタズラをしなくなるまで、部屋の中に何も置かないか、あるいは行動を制限できるように仕切ってしまうことですが、Rちゃんは賢そうなので、阻止とほめるで教えていってもそう時間はかからずに覚えてくれそうです。
特に叱る必要もなく、ちゃんとお利口にできるようになるはずなので、あとは飼い主さんのやる気次第です!
p(^^)q
また何か困ったことがあったら、ご連絡くださいね!
Rちゃんのように元気すぎて困っている飼い主さん、気軽に胴長屋犬健までご相談くださいね。