「ほめる」に「感謝」「感動」を加えよう! | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

トレーニングも一緒ですが、「やろうやろう」と思って結局やらない、というのはよくありません。

毎日短時間でも良いので、少しずつ続けるのが大事です。

朝5分、夜5分でも良いので、何かしらトレーニングしましょう!

と言いながら、私は私で、前回のブログ更新から大分間が開いてしまいました。(^◇^;)

色々書きたいことはあるのですが、なかなかまとまらずに日が経ってしまいます。

毎日少しでも良いので書いてアップしたいところですが、FacebookやInstagramと違い、ブログとなるとまた敷居が高いのがネックです。(^_^;

閑話休題。

さて、今日は「ほめる」ことについてちょっと書いてみたいと思います。

「ほめる」というのは、単純に言えば「その行動が正しい」ということを教えることです。

人間の子供でも犬でも、ほめるしつけが主流になっていますが、皆さん、うまくほめているでしょうか?

そもそも、ほめることが苦手な人もいますし、ほめることに抵抗があったり、ほめるのが恥ずかしいと思っている人もいるかもしれません。

ほめた方が良い行動なのに、「できて当たり前」と思ってしまうと、ほめるタイミングを逃してしまうこともあります。

しゃべっている内容自体はほめているのに、言葉に抑揚がなくて、ほめているように聞こえないこともあります。

言葉でほめるのが苦手な人には、「クリッカー」という道具を使って、音で正解だと教える方法もありますが、できれば、言葉と態度でしっかりと伝えて欲しいところです。

以前から「しつけはコミュニケーション」と書いてきましたが、ほめることもコミュニケーションの一環ですので、言葉や態度で表した方が良いでしょう。

それも、相手がその行動をしたことで、「自分がどう感じたのか(感情)を伝える」ようにほめると良いと思います。

「良くできたね」だけでは、相手の行動が良いか悪いかしか伝えていませんが、「良くできたね!感動したよ」であれば、自分の感情を伝えています。

前者を「YOUメッセージ」(主語が相手YOUで「あなたは○○だ」という評価)、後者を「Iメッセージ」(主語が私Iで「あなたの行動で、私はこんな影響を受け、こう感じた」というメッセージ)と言います。

これは、そもそも人間同士の場合に使うと良いのですが、特にほめ方が下手な人は、自分がどう感じたかを素直に表現することで、相手にも伝わりやすくなります。(とはいえ、「ムカつく」とか「あきれた」などと表現するのは間違いで、それは「お前はムカつく奴だ」「お前はあきれた奴だ」というYOUメッセージに他ならないので、ケンカになってしまうでしょう。なぜムカついたのか、というところに本当の自分の感情があるはず。例えば「あなたの言動は、私を全否定しているようで、ショックを受けました」というIメッセージにするなど)

相手がワンちゃんの場合はどうかというと、もちろん、ワンちゃんは言葉の意味はわかりません。

しかし、人の喜怒哀楽を読みとることはできるので、感情を伝えようとすれば、人がどう感じているのかは伝わるはずです。

指示を出して、それに従ってくれたとき、ただ「ヨシ」というのではなく、「指示に従ってくれてありがとう」くらいの「感謝」の気持ちを加えれば、もっともっと指示に従ってくれるようになるかもしれません。(^▽^)

ワンちゃんが指示に従ってくれる、というのはそれだけで素晴らしいことです!

「従うのが当たり前」と思えば、指示に従わないことに腹が立つかもしれませんが、「(こんな私に)従ってくれている」と思えば、「ありがとう」という言葉も自然と出てくるのではないでしょうか?

ワンちゃんは奴隷ではなく、家族の一員なのですから、感謝を伝えてもおかしくないと思います。

感謝することで、ワンちゃんとの関係も変わってくるかもしれませんよ?(^_^)b