2015/12/24
胴長屋犬健の島田です。
館山のゴールデンレトリバーのSくんのレッスンについては、度々取り上げてきましたが、先週、一ヶ月ぶりにレッスンしてきました。
Sくんも8ヶ月になり、まだまだお子ちゃまなところはありますが、心も身体も成長し、大分落ち着きも出てきました。
成長するのは良いのですが、体重が増えたことで、困難になったこともあります。
それは「自動車に乗せる」ことです。
これまでパパさん、ママさんがSくんを抱えて乗せていたのですが、さすがに体重が増えてくると大変になってきます。
以前、自分の足で乗れるように、いきなり車に飛び乗るのではなく、一旦低い台に上らせてから、次に車に乗るようにすると良いというアドバイスをしたのですが、なかなか台に乗ってくれないと言うことで、今回練習してみました。
パパさん手製の台を避ける感じでしたが、オヤツで誘導してみると、すぐに両前足を乗せた状態まではいけることがわかりました。
特に台が嫌いというわけではないので、台に飛び乗らざるを得ないくらいの勢いを付けて誘導してみると、素直に飛び乗ってくれました。
何度か練習してスムーズにできるようになったら、オヤツを抜いても飛び乗れるようになったので、そこでステップアップです。
台に乗ってから、車のラゲージスペースに乗る練習をしました。
これにはちょっと時間がかかり、オヤツを使ってもなかなか乗ってくれなかったのですが、それでも何度か試してみると、躊躇しながらも乗るようになり、何度か繰り返してスムーズに乗り降りできるようになりました。
さすがゴールデンというところでしょうか。
その後、最近、ご近所の方に嬉しくて飛びついてしまうとのことだったので、ご近所さんのご協力も得て、飛びつきの抑制の練習をしました。
飛びつきも、小型犬であればせいぜい服を汚すくらいで済みますし、見た目も可愛いので許しても良いでしょうが、大型犬となると相手を押し倒して怪我をさせてしまう可能性もあります。
以前、飛びつきの抑制練習はしたことがあり、パパさん、ママさん、私にはあまり飛びつかなくなっていますが、ご近所の方に飛びついてしまうのはなぜでしょうか?
理由は容易に想像できるのですが、案の定、飛びついてくるSくんをなで回しているのでした。
パパさんやママさん、私の場合、飛びつくと無視されてしまいますが、飛びつかなければほめてもらえて、なでてももらえるので、「飛びつかない方が良いことがある」ので、飛びつかないのです。
しかし、ご近所さんの場合は、「飛びつくと良いことがある(なでてもらえる)」ので、飛びついてしまうわけです。
アドバイスとしては、飛びついたり、飛びつこうとしたら無視、飛びついてこなければほめてなでてあげる、それだけです。
別に、叱る必要もないですし、リードを引っ張って引き離す必要もありません。
もちろん、それだけで飛びつかなくなるわけではありません。
近づく前や近づき方などにも注意が必要ですので、その点も合わせて提案させて頂きました。
その後、散歩練習もしながら帰宅しましたが、以前よりも横について歩けるようになっていましたし、ぐいぐい引っ張るようなこともあまりありませんでした。
ここ5ヶ月レッスンを行ってきて思いましたが、Sくんは真っ直ぐ成長しているようで安心しました。
次回のレッスンが楽しみです!
胴長屋犬健では、Sくんのような飛びつきや自動車の乗り降りなど、愛犬のことでお困りの飼い主さんのご相談をうけたまわっておりますので、お気軽にご連絡くださいね!