アイコンタクトとハンドターゲットの練習(パーソンラッセルテリアのJくん) | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

今日は、パーソンラッセルテリアのJくん(♂1歳半)のレッスンに行ってきました。

Jくんは、ずっとブリーダーの元でしつけられることもなく暮らしていましたが、前の飼い主さんが引き取ったものの、先住犬との相性が悪かったため、現在の飼い主さんに家族として10月下旬に迎えられました。

そんなこともあり、散歩には出られるようになったものの怖がることが多く、また、何となくオスワリはしますが、それ以外は呼んでもこっちを見てくれないし、トイレもちゃんとできないような状況です。

そもそもしつけられていないため、どうして良いかわからないとのことでご依頼を受けました。

パーソンラッセルなので元気すぎて手が付けられないかな~と想像していましたが、ブリーダーの元でケージに入れっぱなしにされていたらしく、むしろ達観したかのように落ち着いている良い子です。

ただ、社会化はできていないので、ちょっとしたことに警戒したり、ビックリしたりもするため、うまく社会化としつけを行っていかないと、望ましくない行動が増える可能性もあります。

そこでレッスンでは、しつけの話だけでなく、色々な物に慣らしていく方法をご説明したり、基本的なトレーニング(オスワリ等)をクリッカーを使って行っていくことに。

前回は、基本中の基本であるアイコンタクトの練習を行いましたが、そもそも人の目を見るということもできないし、名前自体もまだ理解していない状況でした。

ところが、飼い主さんが一週間しっかり練習したこともあり、今回は名前を呼べば、アイコンタクトをとるか、少なくとも人の方に来るくらいになっています。

Jくんのアイコンタクトの練習

しかも、最近、窓の方に行って、外に向かって吠えることがあるとのことだったので、ちょうど少し含み吠えをしながら、窓に近づいて行こうとした途中で名前を呼んでみることにしました。

すると、ちゃんと名前に反応し、吠えるのを止めて、飼い主さんの元にやってきたのです!

結局、そういう状況が何度かあったのですが、名前を呼ぶことで吠えずに済ませることができました!

外に向かって吠えることが習慣化し、癖になってしまうと、うるさいので叱りたくもなりますが、こうやって習慣化する前に防げば叱らずに済みます。

叱ることもなく、ただ名前を呼んだだけですので、お互いにストレスにならなくて良いですよね。

こうやってアイコンタクトやリコール(オイデ)の練習をしっかりすることで、吠える状況でも吠えずに済ませられることもあるのです。

その後、ハンドターゲット(手を追いかけて手の甲を鼻でタッチする)の練習も行いました。

Jくんのハンドターゲットの練習

最近、Jくんは散歩にも慣れてきて、引っ張ることもあるとのことですが、ハンドターゲットを練習すると、手を追いかけているうちにヒールウォークにつなげることができたりします。

少し手を追いかけるようにはなったものの、途中で止まったりしてしまうのでまだまだ練習が必要ですが、Jくんは素直そうなので、すぐに色々なことができるようになると思います!

そんなわけで、胴長屋犬健では、ワンちゃんのしつけなどでお困りお悩みの飼い主さんを全力でサポートしますので、気軽にご相談くださいね

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