2015/08/30
寒暖の差のせいか、風邪をひいてしまったらしく熱が出てダウンしている胴長屋犬健の島田です。
皆さんも季節の変わり目には風邪など召しませんよう、ご注意下さいね。
さて、何度も書いてますが、先日、ゴールデンレトリバーのSくん(♂4ヶ月)のレッスンに行ってきました。
最近は散歩にも慣れ、普通に歩けるようになってきたとのことで、そろそろ興味を持った物の方に勝手に歩いていくようになる可能性があります。
そこで、前回は「リコール(呼び戻し)」と「ヒールポジション(横に付いて座る)」ことを教えていきました。
出来具合を確認したところ、飼い主さんがしっかり練習している成果が現れており、まだまだ遊びたい盛りなので、他のことに興味が移った瞬間に集中が切れてしまうのはご愛敬ですが、集中していればほぼできるようになっていました!
今回はヒールポジションからの「ヒールウォーク(横について歩く)」を練習することにしました。
何度か練習して、ほぼ横について歩けるようになってきました!
ちなみに、左手に注目しながら歩いていることがおわかりいただけるでしょうか?
左手でヒールウォークの合図を出しながら歩いているのですが、こうやって手に注目しているのも、日頃、飼い主さんが色々な練習をしっかりされていることで、手に注目して追いかけるようになっているのです。(いきなり「オスワリ」などのコマンドをつけるのではなく、手での合図を先に教えてようにしているため)
今のところは、横にぴったり付いて歩けるようにするレベルではなく、「横について歩くと良いことがある、横について歩くと楽しい」ということを教えている段階なので、まだパパさんの身体から離れた位置を歩いたり、大分遅れて歩いたりすることもあります。
特に、楽しくさせながら練習していることもあり、楽しくて、つい左手に飛びついてしまうこともあります(笑)
いずれは部屋の中を自由に歩き回っても、きちんと横について歩けるレベルにしていくのですが、最初はとにかく人の横を歩くことを教えたいので、しばらくはとにかく楽しく横について歩ければ良いでしょう。
こうやって飼い主さんに注目しながら、横について歩けるようになると、引っ張り癖がつかないようにできますし、拾い食いなども防止できるので、実際の散歩でもヒールウォークができるようになって欲しいですね。
ヒールウォークで行ったり来たりするのにも、それほど時間を要しなかったので、次は「ハウス」のコマンドでケージに入る練習をしました。
すでにSくんはケージの中で大人しくしていられるので、ケージに慣らすトレーニング(ハウストレーニング)は必要ありませんが、一度外に出ると、ご飯のとき以外では戻りたがらないと言うことで、指示したら戻れるように練習しました。(やり方は以前の記事「ハウスとオテを教えてみよう」参照)
最初は、オヤツを投げ入れて追いかけるところから始め、ハンドシグナル(手の指示)で入れるようにし、最後は「ハウス」のコマンドだけで入れるようになりました。
コマンドだけで入れるようになったので、ママさんも大喜びです!
Sくんも遊んでいるつもりで出たり入ったりしているので、楽しくて仕方ありません。
出入りするのが楽しいだけでなく、入ったらオヤツももらえるし、ほめてももらえるので、二重三重に嬉しいわけです。
嫌がっているのにハウスに入れようとすれば、ハウスに入るのが嫌になってしまいますが、こうやって遊びながら楽しく教えれば、ハウスに入ることも嫌ではなくなります。
後は、指示で入ることが習慣化すれば、入って欲しいときになかなか入ってくれなくて苦労する・・・なんていうこともなくなるでしょう。
Sくんもまだまだ4ヶ月ということもあってやんちゃ盛りではありますが、大分集中できるようになってきましたし、これまではじゃれて甘噛みしてくることも多かったのですが、甘噛みも少なくなりました。
最初に会ったときとは、頭一つ分くらい大きくなっていますが、内面も少しずつ成長しているようです。
将来が楽しみですね!