2015/08/22
胴長屋犬健の島田です。
昨日から、うちの看板犬クルゾンと看板フェレットのククと一緒に、実家に帰省中です。
弟夫婦と甥姪たちも帰省してきているので、総勢8人になっています。
クルゾンは場所に慣れるのも時間がかかりますが、実家には何度も来ていることと、家の中で走り回って遊べるので楽しい場所と認識しているため、着いてすぐに走り回れるくらいに慣れています。
また、クルゾンは人も犬も苦手ですが、両親とは何度も会い長時間一緒にいて慣れているため、会っても最初から怖がることもなく接することができます。
ところが、弟夫婦と甥姪たちに会うのは1年ぶりであるため、去年一緒に遊んだことも忘れて警戒していました。
急に5人も増えたこともあってか20分以上警戒心を解かなかったものの、オヤツをもらったり、梨をもらったりしている内に少しは慣れました。
一晩経ってみると、朝は少し警戒したものの、しばらくしたら甥っ子が気に入られて集中攻撃を受けて、飛びつかれたり、手足をペロペロ舐められたりしていたので、大分クルゾンも慣れたようです。
夕方には従妹と従妹の子が来て、やっぱり警戒してワフワフと含み吠えをしていましたが、オヤツをたっぷりもらって仲良くなりました。
クルゾンのように人が苦手な子は多いと思いますが、人に慣らすには、やっぱり大好きなオヤツをたっぷりもらって、「この人はオヤツをくれる良い人」と思ってもらうのが一番です。
そうやって少し慣れてから、一緒に遊んでもらえば、「この人は遊んでくれる楽しい人」と思うようになって、もっと慣れるでしょう。
ただ、クルゾンも屋外で刺激が多い場所では良くあるのですが、クルゾンよりももっと人が苦手な子の場合は、相手に近寄れず、手からオヤツをもらうことすらできないこともあるでしょう。
そういった場合は無理は禁物ですので、目の色が変わるくらいに大好きなオヤツをあげてもらうとか、まずは離れた場所からオヤツを投げてもらうなどの工夫をして、少しずつ距離を縮められるように慣らして行くことが必要です。
なお、クルゾンも慣れてきたとはいえ、急に速い動きをすると過剰に反応して吠えてしまう場合はあります。
人が苦手な子が来客を迎えたときに良くある行動です。
その点、大人は急な動きをすることはあまりないので大丈夫ですが、子供は奇声を上げながら急に動くことがあるので、動きと奇声で余計に反応してしまいます。
急に動かないように注意してはもらってますが、それでも、子供は楽しいことがあると急な動きをしてしまうので、なかなか難しいですね。
クルゾン自身が「子供は奇声を上げながら急に動く生き物だけど、特に害は無い」と理解して、慣れてくれば良いのですけどね。
ただ、さすがにクルゾンの社会化を継続して行ってきたこともあり、大分成長してきたので、ワフワフと含み吠えはするもののの、以前のように警戒して吠えるということは大分少なくなりました。
もっとすぐに打ち解けられるようになってくれると良いと思っています。
愛犬が人が苦手で困っているという飼い主さん、ワンちゃんに合った慣らし方をアドバイスさせていただきますので、胴長屋犬健までお気軽にご連絡くださいね。