ゴールデンレトリバーのSくんの3回目のレッスン | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

先日、千葉県館山市まで3回目のレッスンに行ってきました。

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ゴールデンレトリバーのSくん(♂4ヶ月)です。

ちょうど生後4ヶ月になり、まだまだ元気いっぱいではありますが、大分飼い主さんとの信頼関係も築けてきたようで、以前よりも落ち着きやすくなってきたようです。

クリッカートレーニングを行っていますが、さすがゴールデンレトリバーと言うべきか、クリッカーを出すと顔つきが変わり、トレーニングモードに入るようになりました。

クリッカーを慣らしたら必ずオヤツをあげるようにすることで、クリッカーが鳴ればオヤツがもらえることから、クリッカーを見ただけでオヤツを連想するようになります。

それだけでなく、クリッカーが出てきたと言うことは、少なくとも何かやるんだなとわかり、「何をすればいいんだろう?」と集中してこちらを見てくれるようになります。

「ヨシ」と言葉でほめるよりも、クリッカーを使って「カチッ」と音を鳴らす方が、ワンちゃんにとってはっきり聞こえてわかりやすいので、レッスンでは有用な道具になっています。

さて、これまではアイコンタクトやハンドターゲットを行ってきましたが、今回は、オスワリなどを教える際の要点とトリック(芸)を教えるメリットをお話しした後、「オスワリ」と「オテ」、飛びつきの抑制の練習をしました。

オスワリはこれまでも教えてきて、ある程度はできるようになっているということでしたが、今回はその精度をさらに上げられるようにしました。

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まだ「オスワリ」のコマンドだけでオスワリできないこともありますが、それでもレッスンの最後では、大分反応も良くなり、キレイにオスワリできるようになっています。

しかも、引っ張りっこをして遊んでいて興奮している最中でも、「ハナセ」でオモチャを放し、「オスワリ」でオスワリできるようにもなりました。
(以前、しつけ相談したときにハナセの教え方をお話ししたところ今ではちゃんと放せるようになっています)

さすが4ヶ月とはいえゴールデンだなぁと思いつつ、「オテ」も教えてみましたが、これもすぐに覚えてくれました。

最初は、前足も乗せるけれども、口も出てきて、オヤツが乗っているかもしれない手をペロペロ舐めることがありましたが、最後はきちんとオテができるようになりました。

20150809c↑パパさんと練習してもしっかりできるようになりました!

そのまま、手を挙げていって、ハイタッチの途中まで教えてレッスン終了となりました。

覚えが良いので、ハイタッチもすぐにできるようになりそうですし、手を挙げるトリックとバイバイのトリックの教え方もお伝えしましたが、それらもすぐにできるようになるでしょう。

ちなみに、オテの教え方は、以前の記事「ハウスとオテを教えてみよう」で紹介していますので、参考にしてみて下さい。

後は、オスワリもオテも、日々の練習で精度を磨いて欲しいと思います。

ちなみに、「しつけはしていますか?」とうかがうと「オスワリやオテはできる」というお返事を聞くことありますが、オスワリもオテも「トリック(芸)」であって、それを教えることはしつけではありません

例えば、信号待ちなどでオスワリさせて事故を未然に防いだり、興奮している状況でオスワリさせて落ち着かせるなど、生活に活かしてこそ意味があります

また、犬に自信を付けさせたり、トリックを行ってお互いに楽しみながら、信頼関係を深めることにも効果がありますので、コミュニケーションを取るつもりで、トリックを教えてみてはいかがでしょうか。

そんなわけで、毎週、館山まで片道3時間かけて通っていますが、パピーレッスンは楽しいので苦になりません!

パピーのしつけでお困りの際には、ぜひぜひ胴長屋犬健までご相談下さいね