2016/08/10
胴長屋犬健の島田です。
ここのところ暑い日が続いていますね。
こう暑いとお散歩も長時間しにくいので、できれば冷房の効いた涼しい室内でたっぷり遊んであげたいところです。
引っ張りっこや持って来い遊びのような体力を使う遊びも良いですが、「宝探しゲーム」をして鼻と頭を使ってもらうのも良いでしょう。
脳は一番エネルギーを消費する部位なので、頭をフル回転させてあげるだけでも結構疲れてくれることも多いのです。
また、宝探しゲームは、お宝(オヤツやオモチャなど)の匂いを鼻を使って嗅ぎながら見つけ出す遊びです。
愛犬の「匂いを嗅ぎたい」という欲求も満たすことができますし、愛犬が大好きなオヤツやオモチャなどを探して見つけることは、愛犬の喜びにもつながります。
同時に、オヤツをあげたり、オモチャで遊んであげたりすれば、更に喜びは倍増するでしょう!
それだけ、ワンちゃんにとって魅力的なゲームなのです。
宝探しゲームの流れ
1.お宝(愛犬が好きなオヤツやオモチャ)を隠す
2.コマンド(「探せ」「探して」「サーチ」など)で探させる
3.お宝を見つけたら、大げさにほめてあげる(更にオヤツをあげたり遊んであげる)
初級編
最初から隠したお宝を見つけさせようとしても、ワンちゃんにしてみれば「何のことやらさっぱり」です。
そこで、初めはワンちゃんの目の前で、タオルの下や家具の陰ぎりぎりの場所など、すぐにお宝が見つけられる場所に隠しましょう。
隠したら、コマンドを言って、宝探しスタートです。
大好きな物ならすぐに見つけられるはずですので、お宝を見つけたら、大げさにほめてあげましょう。
何度も繰り返す内に、コマンドとお宝を探すということが結びついていきます。
スムーズに見つけられるようになってきたら、ちょっと離れた場所に隠してみたり、顔を少しあげないと嗅げない場所に隠してみるなど、少しずつ難易度をあげてみましょう。
上級編
部屋の外で待たせておいてから、お宝を隠しましょう。
最初はドアを閉めずに練習し、慣れてきたらドアを閉めた上で待たせてみましょう。
最初は、ドアに近い見つけやすい場所に隠し、慣れてきたら徐々に難易度を上げて、遠い場所、高い場所、ぎりぎり届くぐらいの隙間の奥など、少しずつ見つけにくい所に置いてみましょう。
見つけられなくて飽きてしまわないように、少しずつ難易度を上げることが大切です。
見つけるのに時間がかかっているときは、お宝がある方向を指さすなどして手助けしてあげることも必要ですが、一旦中断して難易度を下げてやり直しても良いでしょう。
宝探しの例
看板犬のクルゾンも宝探しゲームをやっています。
↑クルゾンの場合は「サーチ」のコマンドで宝探し開始です。
↑匂いでお宝(オヤツ)の場所がわかったようです。
↑お宝(オヤツ)をゲットしました!(^_^)
↑こんな感じで宝探しをしてますが、ときどき私の顔色をうかがってオヤツのある場所のヒントを得ようとしていますが、そんなときはそっぼを向いたりもしています。
この時は、何度か宝探しゲームをしてオヤツの匂いが部屋中に充満していたせいかすぐには見つけられず、ウロチョロしている内に、嗅覚ではなく、視覚的に座椅子の上のオヤツに気付いてしまいました(笑)
そんなわけで、暑い日には、こういった鼻と頭を使った遊びをするのもおすすめですよ!
胴長屋犬健では宝探しゲームやそれ以外のゲームをやってみたいというご相談もお受けしておりますので、お気軽にご連絡くださいね♪
※この記事は、「雨の日は宝探しゲームをしよう!」を暑い日用に書き直したものです(笑)