2016/04/07
胴長屋犬健の島田です。
1ヶ月ほどトレーニングを行ってきたミックスのCくん(♂5ヶ月)の話です。
トイレの失敗と過剰な甘噛みがあったCくんですが、トイレはちょっと外してしまうことはあるものの大分わかってきたようです。
甘噛みもかなり噛み加減がわかってきましたが、人によってはまだ強く甘噛みされてしまうこともあるそうです。
少しずつ人間社会でのルールを覚えてもらって、誰に対しても同じように接することができるようになるのが理想です。
オスワリやフセなどの練習を通じて、飼い主さんには指示の仕方を覚えてもらい、ワンちゃんには人の指示に従うと良いことがあることを理解してもらうことで、お互いにうまくコミュニケーションを取れるようになり、人間社会でのルールを教えやすく、覚えやすくなっていきます。
「人の指示に従うと良いことがある」と覚えて欲しいので、無理矢理やらせるのではなく、できるかぎり楽しく練習し、短時間でも集中している間に練習することも大切です。
まずはアイコンタクトの練習をして、名前を呼ばれたらアイコンタクトを取ることを覚えてもらうのがファーストステップですが、Cくんはすぐにできるようになりました。
次は、ハンドターゲットの練習で、人の手を追いかけて、手の甲に鼻でタッチすることを覚えてもらいました。
人の手を追いかけるようになってくれると、オヤツを使って誘導しなくても、手だけで誘導して色々な行動を教えることもできるようになったりするので色々便利です。
ハンドターゲットの後、ハウストレーニングをしましたが、すぐに手を追いかけてクレートに入ってくれるようになりました。
ただ、ハンドターゲットをしっかり練習していると、前々回のレッスンではオイデを練習しましたが、本当は正面に座って欲しいものの、最初の内は手を追いかけてしまって正面に座ってくれなかったりすることもあります。
それでも手に注目してくれるようになれば、オスワリを教えるのも楽です。
Cくんもオイデの練習で何となくオスワリしていたこともありますが、すぐにオスワリを覚えてくれました。
すぐにオスワリを覚えてくれたので、ついでにヒールポジション(人の横について座る)も教えてみました。
これもオヤツがなくてもハンドターゲットで誘導することができたので、Cくんもすぐに横について座れるようになりました。
次回は、散歩の時に横について歩けるようにヒールウォークを教えますが、ヒールポジションから歩き始められると横に付けやすくなりますし、散歩の時の信号待ちなどでも、横について座れると安全ですね。
そんなわけで、Cくんは覚えも早いので、成長と共に色々できるようになってきました。
時間が合ったので、おまけでオテも教えてみましたが、これもすぐにできるようになりましたよ!