2015/12/29
胴長屋犬健の島田です。
一昨日、パーソンラッセルテリアのJくん(♂1歳半)のレッスンに行ってきました。
アイコンタクトはかなり取れるようになり、先日練習したオスワリもほぼ確実にできるようになり、オイデもある程度来れるようになりました。
あとは言葉を付けてやれば、オイデとしては十分なのですが、さらにそこから「人の正面に来てオスワリする」(正面停座)ところまでやってみました。
まず、名前を呼んでアイコンタクトを取ってから、ハンドシグナルを出して呼び戻しを行います。
そこからうまく誘導し、オスワリに持っていきます。
右手でオヤツをあげることが多いため、何となく右手の方に行ってしまい、正面に座りにくいJくんでした。
ここから、正面に座るようにうまく誘導していって、いずれ誘導しなくても正面に座れるように練習する必要はあります。
それでも、最後はオスワリの誘導をしなくても(右側にオスワリをしてしまうものの)自分から座るようにはなったので、Jくんはなかなか優秀です。
ほぼハンドシグナルで来てオスワリできるようになったので、最後は言葉付けも行いましたが、いずれ「オイデ」の言葉だけでやってきて、正面に座ることもすぐに覚えてくれるでしょうね。
その後、年末年始にご実家に帰省されるということで、自動車に慣らすための方法などをレクチャーしました。
車の後部座席に乗ること自体には抵抗はないようで、以前乗ったときに吐いてしまったそうなのですが、嫌なイメージは持っていないようです。
ドアの開け閉めを怖がるということだったので、今回は、ドアの開け閉めに慣らす練習をしてみました。
いきなり目の前でバタンと開け閉めするのではなく、少しずつドアを動かす程度から始め、平気そうだったらほめてオヤツをあげることを繰り返して慣らして行きました。
最初はちょっと怖がることもあったものの、すぐに慣れ、静かに開け閉めする程度なら問題なくなりました。
これを繰り返していけば、最後はバタンと閉めても大丈夫なくらいになると思います。
更に、自動車に乗ったときに、嫌な場所に行くのではなく、好きな場所に行く経験を積んで自動車自体を好きになれば、多少のことには動じなくなるでしょうね。
ドッグランに行ったり、旅行に行くなど、色々楽しい思い出を作ってあげて欲しいと思います。
長いことブリーダーの元にいて散歩もしていなかった様子のJくんは、当初は散歩を怖がっていたものの、最近はグイグイ引っ張るくらいまで慣れてきたそうです。
自動車も散歩もその他怖い物も、楽しい思い、嬉しい思いをすれば乗り越えられますので、どうすれば克服できるのか考えて、慣らしてあげて欲しいと思います。
どうしたら良いのかわからない、そんな場合には、是非胴長屋犬健まで気軽にご相談いただければと思います!