遊びの練習も大切です!(ゴールデンレトリバーのSくん) | 胴長屋犬健

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胴長屋犬健の島田です。

ゴールデンレトリバーのSくん(♂7ヶ月)のレッスンについては、度々取り上げてきました。

先月半ばでパピーレッスンコースが終了したのですが、有難いことに、今後は楽しくトレーニングコースでご継続いただくことになりました。

オスワリやマテなどの基本的なトレーニングはほぼほぼできるようになっていて、成長に伴って落ち着きも出てきたことから、パピー特有の問題も減ってきたので、そのまま手を抜かずにトレーニングを継続すれば問題ないレベルになりつつあります。

散歩では大分ヒールウォークもできるようになり、引っ張ることも少なくなってきたとのことですし、室内でのイタズラも少しずつ減っているようなので、問題行動を取ったときの対処さえ間違わなければ、日常生活に支障がないレベルになるのも時間の問題かと思います。

Sくんで少し問題があると思っていたのが、甘噛みと、オモチャを与えたら一人遊びを始めて一緒に遊べないということでしたが、それも改善してきています。

前回はまだ甘噛みがありましたが、今回は少ししただけでしたし、特に遊びは、咥えたオモチャで遊んでと誘ってくるようになっていました。

Sくんの引っ張りっこ

これまでも、遊び方の練習や、オモチャなどを取り上げる際の注意点などのご説明してはいました。

しかし、一緒に遊ぶよりも一人遊びを選ぶことが多く、なかなかオモチャを使って人と一緒に楽しく遊ぶというをわかってもらえませんでした。

どうしても、オモチャを咥えると、引っ張りっこではなく奪い合いに近くなってしまい、これは自分の物と思って一人遊びを始めてしまっていました。

それが楽しいので、人に渡したり、一緒に遊んだりということを選んではくれなかったのです。

無理にオモチャを取り上げようとしたり、無理矢理一緒に遊ぼうとしたりすれば、よりオモチャに執着するようになったり、所有欲が強くなってしまったり、オモチャを取られまいと唸るようになったり、空噛みするようになる可能性もなくはないのです。

そのため、オモチャを取り上げたとしても、すぐに返してあげたり、別の物と交換したり、遊び方を工夫したりして、「オモチャを使って人と一緒に遊ぶのは楽しい!」ということを、わかってもらう作業を繰り返す必要がありました。

そして、アドバイスを参考に、飼い主さん自身が色々工夫して対処された結果、自ら咥えたオモチャを持ってきて、遊んで欲しいと催促するようになってきたのです。

アヒルのオモチャで一緒に遊ぶ

Sくんの著しい成長に感動しました!

前回のレッスンから2週間ちょっとですが、この変化は大きいです。

これも、飼い主さんのたゆまぬ努力の結果だと思います。

これを受けて、もっと楽しく遊ぶ方法などをアドバイスさせていただいたので、このまま無理せず続けていけば、いずれ物品持来(指定した物を持ってくること)もできるようになるかもしれません!

今回は、遊びの練習のほか、日頃気になっていることや、問題行動の対処方法などをご説明して終了しました。

胴長屋犬健では、Sくんのようなパピーレッスンだけでなく、成犬の問題行動もうけたまわっておりますので、お気軽にご相談くださいね