ジャックラッセルテリア Mちゃん
拾い食いと引っ張り癖があったジャックラッセルテリアのMちゃん(8ヶ月)。
拾い食いと引っ張り防止のため、しっかりアイコンタクトを取れるようにし、横について歩けるようにして、行動を合図で止められるようにしていくことを主眼にトレーニングしました。
また、ジャックラッセルにしては落ち着いている方ですが、それでも若いこともあり興奮しやすい方ではあるため、落ち着きを出すためのトレーニングも合わせて行うことに。
最初は何となくオスワリができるくらいだったMちゃんですが、日々のトレーニングを欠かさずに行っていただいたことで、アイコンタクトやオスワリ、ヒールウォークなどもかなり上達しました。
呼べばアイコンタクトも取れるようになり、飼い主さんの散歩の仕方も上達したしたことも相まって、最初はちょっと引っ張ることはあっても、ある程度横について歩けるようにもなったとのことです。
本当にオヤツが大好きで、こうでしょ?こうじゃないの?と自分ができることを一生懸命アピールする姿が可愛らしく、レッスン後にお話しをしていると、頭を使って疲れたのかすぐに寝てしまう姿も可愛らしいMちゃんでした。
これからも、拾い食いや引っ張りを気にせず、楽しく散歩できるようになるまで、日々のトレーニングを続けていってくださいね!
ヨークシャーテリア Nくん
無駄吠えと引っ張り癖があったヨークシャーテリアのNくん(9歳)。
無駄吠えも引っ張りも、まずは問題行動中や行動を起こす前にアイコンタクトを取って止めさせられるようにするために、しっかりアイコンタクトを取ること、そして行動を合図で止められるようにしていくことを主眼にトレーニングしました。
しかし、さすがに9歳だけあって、これまでの習慣をそう簡単に変えられるはずもなく、吠え癖については一進一退を繰り返しながら、今までを10(興奮して吠えだしたら止まらない、止められない)とすると、レッスンの最後では6~7のレベルまで下げることができました。
やはり、吠えることが習慣化しているので、例えばピンポン吠えであれば、最初はピンポンと嫌なイメージ(知らない人が来るなど)が結びついて吠えていたのが、習慣として、興奮しながら吠えてしまう癖が付いているので、その習慣を断ち切ることと、嫌なイメージを良いイメージで上書きするようにする(嫌な感情を良い感情に変えていく)ことが重要になりますが、それには非常に時間がかかる場合があります。
しかし、その後も飼い主さんがしっかりと練習した結果、音が鳴った後でほめるだけで、落ち着けるようになったそうです。
幼い2人のお子さんがいるなかでの練習は大変だったと思いますが、日々しっかり行ってきたことが結果に結びついたのだと思います。
これからも練習を継続して、吠えない習慣を身につけさせてあげてくださいね。
その節はお世話になりました。
その後、チャイムの音に吠えることがなくなりました!
音が鳴った後「イイ子ね」と褒めるだけで、落ち着いてくれます。
他の物音にも、吠える回数が減りました。
帰宅時にはまだ吠えますが…。
息子は「おじさん先生は?もう来ないの?」と少し残念そうです。
騒々しい息子にもやさしくしていただきまして、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
(「吠え癖のあるNくんのレッスン終了」の投稿へのNくんのママさんのコメントより)
トイプードル Sくん&Nちゃん
吠え癖があったトイプードルのSくん(5歳)とNちゃん(4歳)。
来客への吠えがすごく、吠えるのをやめてもずっと興奮して落ち着きがないため、来客への吠えの軽減と、興奮を早く鎮められるようにすることを主眼にトレーニングしました。
最初は私に対してもずっと吠えており、オヤツを何度ももらっているうちにやっと吠えなくなったものの、その後も1時間ずっと興奮しっぱなしでサークルの中でウロウロと落ち着かずにいたSくんとNちゃん。
最初は警戒心から吠え続け、次にかまって欲しい、遊んで欲しいというような気持ちも合わさり、興奮して吠え続けていました。
今までは、この吠えの問題があり、ご友人を招くこともできなかったということですが、むしろ、慣れるためにあえて頻繁に呼んでいただくようにお願いし、来客からオヤツをもらって警戒心を和らげる練習をしたり、興奮しているときでもオスワリできるようにしたりと、日々トレーニングを行っていただきました。
すると、今までは吠え続けてしまったSくん、Nちゃんですが、レッスンの最後では、最初は吠えてもすぐに吠えなくなり、興奮だけになるようになりました。
興奮のレベルも、まだNちゃんは一度興奮スイッチが入ってしまうとなかなかレベルが下がらなかったのですが、それでもレベル10から7くらいにはすぐに下がるようになりました。
また、Sくんの方はもっと興奮のレベルが下がりやすくなって、多少興奮していてもオスワリの指示でちゃんと座れるようになったのでした。
興奮のレベルさえ下げることができれば、もっと吠えにくくなっていくはずですので、この先も練習を継続してくださいね!
パーソンラッセルテリア Jくん
レッスン開始当初は、まだ家族として迎えたばかりでオスワリもできなかったJくん。
長いことブリーダーのもとにいて、散歩にも行ったことがなかったJくんは、最初は散歩も恐る恐るでした。
そこで、オスワリなどの基本的なトレーニングの他、散歩への慣らし方や散歩の仕方などもレッスンしました。
幸い、優秀なJくんは、オスワリやフセなどもすぐに覚えてくれ、徐々に散歩も問題なくできるように。
室内では、トイレトレーニングの成果も出て、トイレもその他の行動も、非常に行儀の良い子になりました!
しかし、散歩に慣れてくると、テリアらしい性質が現れるようになり、猫や鳥などが気になって、追いかけたくなるようになってしまったのです。
そこから、飼い主さんが散歩練習をさらに頑張って、まだまだ気にはなるものの、最後には少し我慢できるようになりました。
この先も練習を継続することで、少しずつ執着もしなくなってくると思いますので、あきらめずに続けて下さいね!
ゴールデンレトリバー Sくん
レッスン開始当初は、まだ生後3ヶ月で小さくて可愛かったSくん。
最初は抱っこするのも楽でしたが、どんどん成長し、抱っこするのも大変に!
そのため、オスワリなどの基本的なトレーニングの他に、自力で自動車に乗り降りする練習を行ったりもしました。
すぐに乗り降りできるようになったのは、さすがにゴールデンレトリバーだけのことはありますね。
今後も毎日少しずつ練習していくことで、色々なことができるようになっていくでしょう。
精神的に落ち着くまでにはもうしばらくかかると思いますが、日常生活の中でしっかり練習し、習慣化するまで練習を続けていってくださいね!
カニンヘン・ダックスフンド Aちゃん
レッスン開始当初は、生後3ヶ月にも満たなかったAちゃん(写真左側)。
カニンヘンだけあって、初めて会ったときは小さくて元気いっぱいにちょこまかとしていましたが、会う度に成長し、落ち着きも出てきたのでした。
少し所有欲も強くなっていったりしたので、オスワリなどの基本的なトレーニングの他に、食べ物などを守らないようにする練習もしたりしました。
オスワリもフセもオテも、あっという間にできるようになったAちゃんですから、ちゃんと練習を続ければ将来望ましくない行動が表れることも少ないのではないかと思います。
先住犬のKちゃんと一緒に毎日少しずつ練習を重ねて、習慣化するまで練習を続け、人間社会でストレスなく生きていけるようにしてあげてくださいね!
チワワ Hちゃん
ピンポン吠えと来客吠え、散歩の引っ張りの問題のあったHちゃん(8歳♀)。
初めて訪問したときには、インターフォンの音で吠える声が外でも聞こえ、入室するとさらに激しく吠え立てられてしまいました。
しかし、オヤツ(レバーケーキ)の効果もあって、レッスンの後半は嬉しそうに飛び跳ねて迎えてくれるまでになりました。
トレーニングの結果、ピンポン吠えはたまに吠えるくらいに改善し、来客に「見ない、触らない、話しかけない」を心がけてもらえば、来客吠えもあまりしないくらいに改善しました。
また、散歩では以前ほど引っ張らなくなったので、これからは楽しく散歩できるようになるかなと思います♪
今後引っ越した際や新しい家族ができた際に、また吠えるようになってしまう可能性もあります。
引っ越しなどで環境が変わったり、状況が変わることは、人間であっても「不安」なものですから、不安から吠えるようになってしまうことも多いのです。
そんなときには、飼い主さんの行動や接し方で安心させてあげたり、愛犬が安心できるように環境を整えてあげることも大切なので、レッスンを思い出して対処してくださいね♪