2016/05/18
胴長屋犬健の島田です。
カニンヘン・ダックスフンドのAちゃんのパパさんに書いていただいたお客様アンケートを掲載しました。
詳しくは、「お客様の声」を参照ください。
レッスン当初は生後3ヶ月にも満たず、当然ながら何もしつけられていなかったAちゃん(写真左側)。
来客吠えをしてしまう先住犬のKちゃんとは対照的に、人は大好きだったので、私のこともすぐに受け入れてくれました。
物覚えも早かったので、オスワリやフセなどもすぐにできるようになりました。
パピーの頃は吸収するのも早いですが、教える内容によっては後回しで良かったり、むしろ、理解力がついてから教えた方が良いこともあります。
人の都合であれこれ教えていっても理解力が追いつかない場合もあります。
そこで、少し成長を待って、理解力がアップした頃に再開するため、途中1ヶ月ほど間を開けたりもしました。
パピーらしく、トレーニングよりも遊びたくて仕方なく、集中してトレーニングできなかったこともありましたが、それでも最後は基本的なトレーニングを一通り終えて、大分人間社会で暮らすルールがわかってきたAちゃんなのでした。
Aちゃんの成長ぶりにも目を見張る物がありましたが、最後に感動したのが、先住犬のKちゃんでした。
先住犬のKちゃんは、私が行く度に警戒して吠え、私が動く度に吠え、オヤツがもらえるとなればオヤツの要求吠えをし・・・というような感じだったのです。
できればAちゃんと一緒に練習できれば良かったのですが、吠え止んでくれることがほとんどなかったので、レッスンの間は飼い主さんがあやしたり、散歩に出かけたりして、レッスンの邪魔にならないように配慮してくださっていました。
それでも、何度も会っている内に少しずつ変化が見られ、最後のレッスンでNRM(No Reward Mark=ご褒美がもらえない合図)の練習をしたときには、練習に参加することができました。
練習が終わった後には、私に甘えてくるようになり、帰り際には、いつもの警戒したような吠え方ではなく、行かないで~という悲痛な感じの吠え方になっていたのが嬉しかったですね♪
いずれまたAちゃん、Kちゃんに会って成長ぶりを拝見したいものです。
Aちゃんの場合にはパピーレッスンコースでしたが、Kちゃんのような先住犬がいる場合には、レッスンに参加してもらうことも可能です。
犬は、他の犬の行動を模倣したりもするので、他犬の行動がオヤツをもらえることに結びついていることがわかると、その行動を真似るようになります。
お互いの行動を真似ていくことで、早く覚えてくれる場合もありますので、同時にトレーニングしていくのも効果的ですよ。
そんなわけで、多頭飼いの飼い主さん、多頭飼いの場合の追加料金は特にありませんので、まずは気軽に胴長屋犬健までご連絡いただければと思います!